2024年1月 アルバイト求人動向予測

求人市場予測2014年1月

いよいよ2024年が始まりましたね!1月は正月太りを解消できる人と太ったのが通常運転になる人で体型が変わりやすい月でもあります。そんなノホホンとした雰囲気の中、企業の採用に関しては1年の経営計画を揺れるとても重要な時期だと認識しています。私の経験上、年始の採用に失敗してしまうと1年間、人に困り続ける傾向があります。

では早速、1月の市場予測を見ていきましょう!

アルバイトの動き

年末年始に忙しく働いていたアルバイトはいまは休憩モードです。特に自分の都合で動けるフリーターは繁忙期に動くよりも閑散期に実家に帰ったりしています。学生は2月初旬までテストがあって大変な時期です。

大学生は1月末から春バイト探しへ

2月から春休みがはじまるので1月の後半から学生がアルバイト選びをスタートします。学生は扶養控除内で動く傾向があります。最近は時給が上がってきているので昔のような働き方よりもタイパ(タイムパフォーマンス)重視の高時給のサクッとバイトが人気です。大学3年になってくるとインターンも積極的に参加しているので学生バイトリーダーはほとんど見なくなりました。

最近の学生は時間ない

SNSが発達したことで情報収集やキャリア意識も高くなってきていますので、昔ほどアルバイトにコミットする学生は少なくなってきている様に思います。シフト融通できることをアピールしたり学生が多く在籍している事実をアピールしながら集めていきましょう!

短期から長期バイトへのシフトする

学生やフリーターにとって12月は短期で高時給案件がいっぱいあって稼ぎ時なんですよね。それが年が明けると一服して長期で働けるバイトを探しはじめるって流れがあります。そこを拾いに行くって重要です。近年の流れとしては仕事始めの時期に帰省していることが多いので昔みたいに成人式が終わってすぐには動かなくなりましたが、この時期から徐々に探し始めているように見えます。

長期で働く魅力をアピール

長期スタッフを集めるためには長期で働く魅力をアピールすることが大切です。

  • まかないが日替わりで出て栄養のバランスが良い
  • ネットフリックス手当
  • スポーツ活動
  • 幅広い年齢層が働いている
  • 顧客向けの定期イベントがある
  • 社員の離職率が低い
  • シフトの希望が通りやすい

上記は1部ですがちょっと工夫と魅せ方を工夫すれば長期スタッフ獲得のハードルは下がると思います。

フリーターから社員の動き

年末年始に家族や懐かしい仲間に会って話に上がりやすいのが「いま仕事は何やってるの?」です。フリーターをしている1部の人にとってはとっても回答に困る質問です。その場では夢を追っている!まだその時期じゃないって話をしても1人になった時に「いつまでも今のままじゃダメだ」って思う人もいる訳です。そういった人達が社員になるために行動するのもこの時期という訳です。

フリーターに寄り添うことが大切

フリーターから社員になる人は不安でいっぱいです。いままでの自由な生活が急に拘束されるような感覚にもなるでしょう。フリーターは就職する立場としては弱い立場にはなりますが、希望条件も多いのも特徴だと私は思います。企業側としてはいきなり選考するのではなくフリーターから社員になる人向けの企業説明会を開いたり、フルタイム正社員だけではなく正社員になる為の時短社員として慣れてもらいながら人間関係を構築するのも良いのではないでしょうか。

正社員転職の動き

おまけで記載します。

年間で求職者が一番活発に動く時期

よくお客さんから転職サイトを掲載するタイミングはいつがベストなの?ってよく聞かれます。いつも答えているのは先になればなるほど人材不足が加速していきますのでいま掲載するのがベストタイミングとなります。その前提があってのお話ですが転職活動は2、3ヶ月かかりますので、この時期の転職希望者は4月入社に向けて動いています。求職者と企業が一番活発に動いている時期になります。

他社との4月入社争奪戦を勝ち抜こう

ここでの注意点は企業も活発に動いているです。つまり採用ブランド力がない企業は頭を使って戦う必要があるって事です。企業選びは商品選びと似ているところがあると思います。

品質と信頼性 = どんな社員が働いていて顧客から信頼されているのか
コストパフォーマンス = 勤務時間や労働内容における対価は適切か
ブランドイメージ = 扱っている商品は魅力的か
顧客サポートとコミュニケーション = 入社後のメンターや成長機会、メンバーと仲良くやっていけそうか
将来性 = これから伸びていきそうな企業なのか

自分が転職側になった時に面白くなさそうで将来性もなさそうな会社は選択する以前に注目もしないと思います。でも現状はどうでしょうか。実際に魅力的な会社でも露出(求人広告やSNS等)の表現が魅力的ではない会社はいっぱいあります。

このコツについてはまた別の機会にお話させて頂ければと思います。一緒に採用計画を成功させていきましょう!