業界特化レポート(介護)

介護職種の採用難易度 

介護サービスの職業においては、足元の採用難易度は3.72倍に。
新型コロナウィルスに伴う求人数減少の影響も少なく、依然として高い有効求人倍率となっている。

コロナ禍により就業者数は増加傾向

採用を控える他業種が多い中、医療・福祉の求人数は変わらず、就業者数は増加傾向に。
今後アフターコロナで他業種が採用を再開した時、労働移動をされない工夫が求められる。

サイト状況からみる変化(バイトル)

コロナ禍の影響を受けにくく、前年同月と比較すると約3万件以上の案件数が増加。
応募数も増えているものの、ライバルも多く応募者の取り合いが起こり、他社との差別化が必要。 

介護業界のバイトル案件数・平均時給の変化

どの職場のコロナ禍の中、掲載件数が伸びており求人活動を行っている。
給与設定上位20%に属する企業は右肩あがりで給与を上げており、人材の確保を行っている。 

介護業界 コロナ禍による業界の変化

コロナ禍であっても求人数が増加傾向にあった介護業界は労働移動者や失業者の受け皿となった。
今後他業種の求人数が増えた時に再びスタッフ離れが起きないような就労環境の見直しを。

各社の採用状況

他業種が採用を控える中、応募は増えているがすべてが採用に繋がっていない。
無資格者や未経験者であっても意欲のある人を採用し、いかに戦力にできるかがポイントになる。

介護職にあがる問題

日本の人口推計によると、生産年齢人口(15~64歳)は、年々減少していくことが予想されている。
超高齢化社会が進むにつれて、介護従事をする人材の確保が急務となっている。

離職事情 (介護) 

6ヶ月以上前提のアルバイト・パートのお仕事について「1ヵ月未満に離職を検討」と 回答したユーザーは介護系では21.6%に上り、全体平均(19.8%)を上回るものとなっている。

サイトデータ(介護系) 

介護職員志望の求職者が気になるポイント

看護師志望の求職者が気になるポイント

求職者のお仕事探しの傾向

 求職者の仕事探しは「今すぐ働きたい派」と「じっくり探す派」に分かれる。
「長期掲載」で、網羅的に求職者を囲い込むことが可能に。