・この記事では、Airワークのメリットとデメリットを紹介しています!
・Airワークを利用する主なメリット
- 完全無料なので採用コストを抑えられる
- 採用ページを最短5分で簡単に作れる
- インディードに対応している
- 検索エンジンの上位に表示される
・Airワークを利用する主なデメリット
- 独自ドメインが使えない
- デザインがテンプレートからしか選べない
- 掲載数が多くて埋もれてしまう可能性も高い
- 無料で利用できるが高い効果は見込めない
・結論:メリットとデメリットを理解した上で、利用を判断するのが大切!
「最近Airワークの名前をよく見かけたり、営業で話が来たりするけれど、実際にどのような利用するメリットがあるのか分からない」
と感じている採用担当者の方は多いのではないでしょうか?
Airワーク採用管理とは、一言で表すと「無料で利用できる採用ページ作成・管理ツール」です。
Airワーク以外に、無料で使うことのできる採用管理ツールとしては、エンジャパンの「engage(エンゲージ)」や、ディップの「採用ページコボット」などがあります。
特に、engageは、一般的に普及しており、採用ページの作成・管理として利用している採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
これらのサービスとは、一体どのような点が違うのでしょうか?
今回は、エアワークの概要・特徴から、メリットとデメリット、engageなど他サービスとの違いまでをご紹介いたします!
Airワーク採用管理とは
前述の通り、Airワーク採用管理とは、「採用ページを無料かつ簡単に作ることのできるツール」で、リクルートグループがサービスを運営しています。
サービスの紹介では以下のように説明されています。
『Airワーク 採用管理』は、0円でカンタンに求人募集ができる採用管理サービスです。最短5分で自社の採用ホームページが作成でき、求人を作成してすぐに求人募集が開始できます。応募者との連絡も画面からカンタンに行うことができます。作成した求人はAirワーク 採用管理上だけではなく、世界最大級の求人検索エンジンIndeedにも自動転載されるため、多くの求職者に届けることができます。2018年8月にサービスを開始し、飲食、小売、サービス、介護・福祉、建設、運輸・物流などの幅広い業種で導入が広がっています。
https://www.recruit.co.jp/service/air/16/index.html
実際にAirワークを利用するメリットについてご紹介していきます。
主なメリットとして、以下の5つが挙げられます。
Airワークを利用する主なメリット
- 自社の採用ページが無料で作れる
- 求人作成から応募者管理まで一貫して無料で利用できる
- Indeedに対応している
- 掲載された原稿をその場で修正できる
自社の採用ページが無料で作れる
エアワーク採用管理の特徴として1つ目にご紹介するのは、完全無料で採用ページを作成できる点です。
通常、自社で採用ページを作成する場合、他社に依頼する場合には以下のような悩みがあげられます。
エアワーク採用管理で自社の採用ページを制作する場合、デフォルトで用意されている80種類のデザインと50種類の画像から、他社と被ることなく企業のカラーを出すことができます。
選択式でデザインを選ぶことができるように設計されているので、細かい調整などの操作は全く必要ありません。
求人作成から応募者管理まで一貫して無料で利用できる
採用ページを無料で作ることができるだけでなく、求人の作成や、実際に応募者が来た場合の管理まで一貫して無料で使うことができます。
求人の作成は、フォーマットに沿って募集したい職種や勤務地、給料、勤務時間などの項目を埋めていくだけで求人を作ることができるので、自社での集客に自信のない方でも簡単に魅力のある求人を設定することができます。
また、実際に応募者が選考に進む場合は、応募管理画面にて、応募者との日程調整や進捗ステータスを管理することが可能です。
応募者の方とは、応募管理画面のチャットでやりとりをするので、メールでやりとりした際に起きがちな他のメールに埋もれてしまい見逃してしまうことをお互いに防ぐことができます。
「選考途中で応募者との連絡が途絶えてしまった」といったことを減らすことができるでしょう。
さらに、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果に表示させる設定、スマホやタブレットなどへのレスポンシブ対応、セキュリティ対応なども自動で設定されています。
自社で採用ページを作った際に、セキュリティ対策に必要なSSL対応をする場合、お金と手間がかかってしまいがちなので、自動で設定される点はとても助かります。
特に、レスポンシブ対応はスマホやタブレットが普及している中で、ページや求人を見ている方にとって不快感のないデザインをみせるために大切です。
レスポンシブ対応は、最近のgoogleでの検索順位を上げる際にも大切な要素になってきます。
Indeedにも対応している
Airワークで求人を作成して公開すると、Indeedに無料で掲載することができます。
テレビCMなどでもお馴染みのIndeedですが、世界全体で月間2億5千万人以上の人々がお仕事を探す際に利用しており、採用活動では欠かせないツールとなっています。
Airワークで作る求人は自動でindeedにも対応した設計になっているので、Indeedに掲載されるまでの時間を短縮できるでしょう。
最近では、Indeedだけでなく、「求人ボックス」という今話題の求人検索エンジンへの掲載も対応しています。
掲載された原稿をその場で修正できる
また、一般的に求人広告の媒体に掲載した求人の内容を変更する場合、1、2週間かかってしまいますが、Airワーク採用管理ならスマホやPCからボタン1つで求人の内容や公開・非公開の設定を変更することができます。
必要な時に掲載することができる点も、エアワーク採用管理ならではの魅力でしょう。
簡単な操作で作成・求人掲載から採用管理、求人掲載まで一貫して行うことができ、多様な採用ニーズにも対応できることが魅力です
Airワークを利用するメリットとして1つ目にご紹介するのは、完全無料で採用ページを作成できる点です。
通常、自社で採用ページを作成する場合、web周りの知識が求められます。
また、外注などで製作を委託する場合は、予算や時間に余裕がないと厳しいでしょう。
エアワーク採用管理で自社の採用ページを制作する場合、デフォルトで用意されている80種類のデザインと50種類の画像から、他社と被ることなく企業のカラーを出すことができます。
選択式でデザインを選ぶことができるように設計されているので、細かい調整などの操作は全く必要ないため、web周りの知識がない方でも安心して利用することができます。
一方で、Airワークのデメリットとしては以下のような点が挙げられます。
Airワークを利用するデメリット
- 独自ドメインが使えない
- 凝ったデザインや機能を加えるのが難しい
- 掲載数が多くて埋もれてしまう可能性も高い
- 社内で管理する必要がある
独自ドメインは使えない
Airワークで作成した採用ページでは、独自ドメインを使うことはできません。
無料プラン、有料プラン関係なく、「.joboplite.jp」のドメインを使用することになります。
サブドメインを設定することはできますが、「設定した英数字.joboplite.jp」のような形になります。
そのため、初めは独自ドメイン以外でも良かったとしても、後から独自ドメインでやりたいという場合は、Airワーク以外で一から採用ページを作成するしか方法がなくなります。
デザインがテンプレートからしか選べない
メリットのところでも記載したように、Airワークで採用ページを作る場合は、80種類のデザインテンプレートと50種類の画像から選ぶ仕様となっています。
デザインを一から決めたり、コードを書いたりする必要がなく、手軽に採用ページを作れる点はとても便利です。
一方で、他の企業と差別化した採用ページを作りたい場合や、動画を載せるなどの機能を付け加えたい場合、airworkでは難しいです。
掲載数が多くて埋もれてしまう可能性も高い
Airワークで作成した求人は、Indeedに対応したフォーマットが採用されているため、比較的検索上位に表示されやすい傾向があります。
しかしながら、いくらIndeedに対応したフォーマットで作られているとはいえ、Airワークの無料プランの場合、無料掲載扱いになってしまいます。
そのため、有料枠で掲載されているIndeedの求人より上に表示されづらく、「せっかく求人を作成したのに、あまり効果が出ない」となってしまう可能性があります。
短期的に人材を採用したい場合には、airworkなどの採用ページ作成ツールから導入するよりも、求人媒体などの他の手段を使った方が効果的かもしれません。
とはいっても、求人に出している職種がそもそも人気職種の場合、待遇など良い場合などは、無料枠での掲載でもIndeed経由での応募を期待することができます。
そのほかにも、地方は、Indeedでの求人数が都市部と比べて少ないため、無料掲載の場合でも、応募がきやすい傾向にあります。
社内で管理する必要がある
1からコードで作った場合や、wordpressなどのローコードツールで作った場合と比べると、使いやすいAirワークですが、
採用ページや求人の内容を自社で管理する必要があります。
募集状況に併せて求人を定期的に更新する必要があり、採用担当者にとってやらなければいけない業務を増やしてしまいます。
求人を定期的に更新しておかないと、Indeedでの検索順位も下がってしまうため、効果がみられなくなってしまうかもしれません。
エンジャパンが手掛けているengage(エンゲージ)とは、具体的にどのような点で異なるのでしょうか?
機能面の比較
Airワークは、デザインテンプレートの豊富さや操作性など、応募獲得までの過程をスムーズにする機能が充実しているのに対して、
engageは、応募獲得後の業務に関するサポートがとても充実しています。
engageの有料プランでは、応募獲得後の業務に関するサポートがとても充実しています。
オンラインで実施できる適性テスト「タレントアナリティクス」や動画で1次面接が出来る「ビデオインタビュー」、AIが推薦する候補者に対してスカウトメールが送れる「プレミアムAIスカウト」、離職リスク分析するツールなどが利用できます。
動画の有無
Airワークでは、採用ページを作る際には、画像や文字しか入力することができず動画を載せることはできません。
一方で、engageでは、画像や文字に加え、動画を挿入することができます。
企業の雰囲気や求人情報に関して動画を通して求職者に伝えられるメリットがあります。
採用向けの動画を作っている、もしくは今後動画でも企業の魅力をアピールしていきたいと考えている場合には、engageの方が使い勝手が良いかもしれません。
連携している求人サービスの比較
Airワークでは、「Indeed」や、有料プランの場合、「タウンワーク」、「リクナビ」などリクルートグループが手掛けている求人サービスに、最適化したフォーマットが用意されているのに対して、
engageでは、エンジャパンが提供している「エン転職」に登録している求職者の方に、直接スカウトを送ることができます。
無料プランの場合、スカウトの数は制限されますが、直接アプローチをかけることができる分、とても強力です。
株式会社ネットオンが手掛けている「採用係長」とは、具体的にどのような点で異なるのでしょうか?
機能面での比較
前述のように、Airワークは、デザインテンプレートの豊富さや操作性など、応募獲得までの過程をスムーズにする機能が充実しているのに対して、
採用係長では、アクセスやコンバージョン数などを分析するツールが充実しています。
特に、「掲載している求人票のアクセス数、応募数、どのサイトを経由して求人票にたどり着いたのか、などを分析してくれる「応募分析機能」は、採用の効率化にとても効果的でしょう。
無料プランの場合でも、求人の効果測定ができるため、アクセス数や応募数に応じて求人票の改善を行いながら、応募効果の向上を目指せます。
その他にも、求人票をポスター形式で出力することのできる機能があるなどユニークなサービスという印象です。
有料プランの比較
Airワークの有料プラン「Airワーク採用管理 iブースト」では、indeedの有料枠として掲載することができるのに対して、
採用係長では、有料プランに加えて、用途ごとに合わせたオプションが豊富です。
その中でも、「求人票の作成代行」は、1件1万円で求人票の作成を、プロに依頼することができるサービスとして人気です。
ディップ株式会社が手掛けている「採用ページコボット」とは、具体的にどのような点で異なるのでしょうか?
機能面での比較
採用ページコボットは、採用ページ作成のために、コピーライターがついてくれたり、採用ページ用の写真を撮影したりと、Airワークなど他のサービスと比べて、営業担当のサポートが手厚い点が特徴でしょう。
そのほかにも、SEOに強いバイトルの原稿フォーマットが自社採用ページに使うことができる点や、比較的安い値段でバイトルにも掲載することができる点などが特徴として挙げられます。
有料プランの比較
充実した機能の一方で、採用ページコボットは、無料では使うことができず、有料プランのみの利用になります。
採用に予算をあまりかけることができない場合や、緊急で採用しなければならない場合でなければ、最初から有料のみは少しネックになってしまいます。
採用ページコボットは、Airワークなど他の無料ツールと比べると、中長期的な採用ブランディングに力を入れたい企業向けのサービスといったイメージです。
「Airワーク」「engage」「採用係長」「採用ページコボット」の機能をそれぞれ、以下の表にまとめました。
「デザイン」「データ管理」「スカウト」などの項目においてそれぞれの機能を比較していますので、社内で優先したい項目が得意なツールを選びましょう!
採用ページ作成ツール比較表まとめ
– | Airワーク | engage | 採用係長 | コボット |
無料から | ◯ | ◯ | ◯ | × |
デザイン | 80種類 | 10種類 | 6種類 | 独自 |
データ管理 | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
メッセージ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
スマホ対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SNS連携 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
スカウト | × | ◯ | × | ◯ |
バナー掲載 | × | ◯ | × | × |
独自ドメイン | × | × | ◯ | × |
自動返信メール | × | × | ◯ | ◯ |
「Airワーク」「engage」「採用係長」「採用ページコボット」各々の特徴と、自社の採用計画や予算を踏まえた上で、どのサービスを利用していくか判断することができる、採用を効率よく進めるためにとても大切です。
【最新版】Airワーク採用管理(エアワーク)の導入方法を解説!無料で簡単に設定できる?ただAirワークで自社の採用ページを作ったとしても、会社自体が元々有名でない限り、採用ページに直接アクセスがくることはほぼありません。
せっかく時間をかけて作ったページが、応募どころかアクセスすら集まらない状態では、無駄になってしまいます。
採用ページに流入を増やして、応募まで集めるためにやっておくべきこととして、以下の3つが挙げられます。
- コーポレートサイトにリンクを貼る
- SNSにリンクを貼る
- 定期的に求人の内容を更新する
それぞれの方法について、順に解説していきます。
コーポレートサイトにリンクを貼る
自社のコーポレートサイトにAirワークで作った採用ページのリンクを貼っておく方法です。
求職者の方で、気になった企業のコーポレートサイトで、事業内容や最新の情報を探すケースがあります。
その際に、採用ページのリンクを貼っておくと、求職者の方にとっても、採用の条件面や企業に関する情報にアクセスすることができ、スムーズに応募までの導線を貼ることができます。
SNSにリンクを貼る
自社のSNSにリンクを貼り、そこから採用ページへとアクセスを促す方法です。
10代や20代の求職者の場合、気になっている企業のSNSをチェックする可能性は高いでしょう。
そのため、新卒やアルバイト募集などの比較的若い世代を採用したい場合、この方法は効果的でしょう。
SNSの中でも、FacebookやTwitterは、最近社会人の方でもビジネス向けにやっていることが多いため、採用ページのリンクを貼った上で、積極的に運用すると効果的でしょう。
その他にも、LinkdInやWantedlyなど企業の採用を目的としたSNSも普及しているため、SNSをうまく活用することで採用ページからの応募を増やせるかもせません。
定期的に求人を更新する
求人の条件や募集状況が変わった場合などに、採用ページの求人内容もタイムリーに更新することは、もちろん大切です。
例えば、採用数を達成でき、募集は終了しているにもかかわらず、求人に反映し忘れていて、求職者の方から応募が来てしまうことなどが、求人を更新していない場合起きかねません。
そのようなミス以外にも、求人を定期的に更新することは、Indeedなどの求人検索エンジンで上位表示されるためにも大切です。
基本的に、Indeedなどの求人検索エンジンでは、更新日時や作成日時が最近の求人を検索上位に表示する傾向があるため、まめな更新が応募、そして採用につながることがあります。
Indeedで無料掲載をする場合の、メリットとしては以下の2つがあげられます。
・最短1日から掲載することができる
・自社の採用ページとして活用できる
それぞれ順番に解説していきます。
最短1日から掲載することができる
Indeedでは、アカウントを登録してから最短1日で求人を掲載することができ、緊急で人材を採用したいときでも対応することができます。
人材の募集から応募、採用まで一貫して無料で行える上に、最短1日で求人を掲載できるIndeedならではのメリットといえるでしょう。
自社の採用ページからの応募を集めることができる
Indeedでは、自社の採用ページが求人として表示されることに加えて、Indeed内で直接求人を掲載することで、更に応募数を増えることが期待できます。
自社の採用サイトにそれほど力を入れていない場合においても、Indeedでの求人に興味を持った方が、自社の採用サイトに訪れてもらうことができ、応募してもらえる確率が上がります。
無料で掲載から応募まで行うことができるIndeedですが、無料掲載の場合、以下のデメリットがあげられます。
・無料掲載だと見てもらえない可能性が高い
・社員で運用する必要がある
それぞれ順に解説します。
無料掲載だと見てもらえない可能性が高い
前述のように、Indeedでは、膨大な量の求人情報がまとめられているため、求人を上位表示することはとても大変です。
無料掲載の場合、有料掲載と異なり、使える機能が制限されていたり、検索結果の順位で上位に表示することが難しいため、応募を増やすといった観点では無料掲載では限界があります。
無料掲載の場合でも、掲載した直後は上位に表示されますが、掲載してからある程度時間が経つと次第に掲載順位も低くなってしまいます。
社員で運用する必要がある
無料掲載の場合、Indeedの広告代理店の利用はできないため、自社の社員で求人の運用をしていかなければいけません。
そのため、既に他の採用活動で手一杯の場合、運用して効果を上げていくのは大変です。
しかしながら、費用をかける前にIndeedの仕組みや使用感を確認するのに、無料掲載は最適な方法といえるでしょう