応募が来ない担当者必見! 応募が来ない原因と応募の集まる求人募集のやり方を紹介

現在、さまざまな求人媒体が存在し誰でも簡単に多くの求人情報を得ることができる時代になりました。逆に、求人を募集する側もさまざまな媒体を通して簡単に求人情報を掲載できます。そのため、一見すると求人募集を行った分だけ応募が集まるように思われますが、実際はそうではないです。

現在、求職者に対する求人件数の割合を表す有効求人倍率は1.27倍(季節調整値)と高くなっています。これはつまり、100人の応募者が全員仕事を見つけたとしても、27件の企業は人材確保ができていない状況を表しています。このことからわかるように、企業側は適切な求人策を練らなければ人材を確保できない可能性があり、他企業との差別化が重要なポイントになってきます。

そのため、求人募集はしているものの、採用できずに人手不足で困っている採用担当者の方も多いのではないでしょうか?この記事では、求人募集を行っているのに募集が来ない、とお困りの採用担当者の方のために、応募が来ない理由を挙げていき、それを解決できる方法も併せてご紹介します。

求人に応募が来ない4つの原因

媒体があっていない

原因

媒体選定方法が間違っている可能性があります。
知名度だけで契約したり、セールスに言われたまま契約してしまうと適切な媒体が選択できていないかもしれません。

  • バイトルは動画が掲載できる
  • マイナビバイトはLINEバイトと提携している
  • タウンワークはフリーペーパーに掲載できる

媒体によってアピールできる特徴が異なります。

解決方法

それぞれの媒体特性を理解すれば適切な掲載媒体を選ぶことができます。

  • 動画や写真でアピールするならバイトル
  • 若年層を狙っているためLINEバイト
  • 年齢不問ならタウンワーク

上記以外にも複雑な判断材料が入ってきますので、ベテランからの説明を受けたい場合は下記から予約してください。

露出度が低い

原因

プランが適切でない可能性があります。仮に適切な媒体を用いているとしても、求人情報の露出度が低いままだと多くの求職者の目に留まることはありません。どんなに給与や待遇面が優れていても、見つからなければ応募も来ないのです。

解決方法

露出度を高める方法は求人媒体にもよりますが、露出度を高くするプランはどの媒体にも存在するので、プランの変更を検討してみると良いかもしれません。

自分に最適なプランがわからないという方も、下記からご相談ください。

求人原稿の書き方が悪い

原因

原稿が求職者の目線で構成されていない可能性があります。具体的に以下の原因が挙げられます。

  • 職場の雰囲気がわかりにくい
  • 求めている人物像が明確でない
  • 原稿の構成が乱雑で、読みにくい
  • ユーザーが応募したいと思える原稿でない

求職者が応募を考える際に重要な判断材料となるのが、求める情報がしっかり原稿に反映されているかどうかです。求職者の求める情報がもれなく掲載されていないと応募も集まりません。

解決方法

具体的には、以下のポイントを原稿に反映することを意識しましょう。

  1. 職場の雰囲気が伝わる写真選定と撮影の仕方かどうか
  2. 欲しい人物像を明確に定義できているかどうか
  3. 全体の構造がわかりやすく、読みやすいかどうか
  4. ユーザー目線になって原稿を考えられているかどうか

1については、書いてある原稿とギャップがないようにしましょう。例えば、原稿には髪色自由と書いてあっても写真には黒髪の人物しか写っていないとなると、求職者からの信用度は落ちてしまいます。動画では、業務の空き時間などの「ついで」に撮るケースが多いですが、本来であればしっかり企画をして撮影することが望ましいです。

2~3については弊社の求人原稿を参考にしてみる良いでしょう。実際に事例を紹介し、解説していきます。

完全フルリモート 地方 クライアント業務
どんな会社
「いまの子供が大人になった時、テクノロジーと一緒に働ける世の中を創る」
主に人材事業とDX事業をしていますが、担当して頂くのは人材事業となります。
人がやるべきことと、テクノロジーに任せる事をクライアントと話しながら事業を進めています。
またインターンも数十人扱っていて、常に新しい領域に挑戦している会社となります。
仕事内容
下記業務は徐々に覚えて頂くので、初めから出来なくても問題ありません。
■受発注・入稿業務
専用ソフトへの入力やExcelを使って受発注作業や入稿作業。
■営業フォロー業務
営業から直接電話orチャットで来た依頼をこなして頂きます。
原稿や動画を修正、データ集計、資料作成等、様々な業務を担当します。
■顧客対応
クライアントへのメール、LINE返信
休日・休暇
土曜日 日曜日 祝日
◎完全週休2日制(土日祝日)
~その他~
■GW
■夏季
■年末年始
経験・資格
【必須】
・正社員で2年以上の営業事務がある方
・新しい事を覚えるのが得意な方
・静かな環境を用意出来る方。
 生活音や動物の声等、仕事に相応しくない音がする場合はご遠慮下さい
・社員とのコミュニケーションが発生するためチャットや通話などコミュニケーションが得意な方
・「光回線」を引いている方
・PC、スマホはお持ちのものを使って頂きます。(動作が重いPCはNG)
待遇・福利厚生
■服装、髪色自由
自宅での勤務ですので、服装や髪型は自由です。
■サポート体制
不安な事やご不明点があればネット上のバーチャル空間や電話、チャットで
社内STAFFがサポートします!

弊社の求人原稿ではキャッチコピーとなる文言にこだわり、求職者にとってのメリットが一眼でわかるようにします。この場合「完全フルリモート」と最初に伝えることで、地方在住者や育児などで忙しい求職者にも働きやすい環境であることがすぐにわかります。さらに、誰にとってメリットのある原稿にするべきかをはっきりさせるためにペルソナを設定します。ペルソナとは、具体的なユーザー像のことであり、実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定する場合もあります。求人の場合はそこまで詳細に設定しなくても良いのですが、例えば弊社の原稿のように、「地方に在住しながらもクライアント業務に携わり、PCを使う仕事がしたい人物」というように設定しています。ペルソナを設定し、そのペルソナに刺さる原稿を書くことで求める人材が応募してくる可能性が高まります。また、原稿全体を通して内容にダブりがありません。同じ内容を何度も書いても求職者からしたら見にくいだけなのです。このようにユーザー目線で原稿を工夫することで、実際に弊社では4週間で300件の応募がありました。

ユーザー視点とは?

ここで、ユーザー視点とはなにか考えてみましょう。
シニアやシングルマザーは仕事がなく、1人あたりの応募数が多くなりがちです。例えば、シングルマザーについて考えてみましょう。彼女たちは子供を午前中に預けても、子供が発熱したりトラブルがあると預け先に迎えに行く必要が出てきます。そのため、多くの雇用主は採用を見送る場合が多いです。このような層を積極的に採用することで人手不足を解消できると考えられます。
では、彼女達を受け入れている企業は具体的にどのような工夫をしているのでしょうか。
ある飲食店では、シングルマザーのコミュニティをLINE上で作ることで子供にハプニングが起きたときにコミュニティ間で解決できる仕組みを整えています。年齢層と住んでいるエリアを3パターンに分けて管理することで同じ境遇を持つ者同士で悩みの共有が可能になり、従業員間で子供のお迎え問題を解決しているのです。
このような情報が掲載されていると、シングルマザー層は積極的に応募をしてくるはずです。このように、ユーザーの現状を分析した上で、ユーザー視点に立って必要な情報を掲載すると、応募数は自ずと増加するでしょう。

とはいえ企業の抱える悩みはさまざま。なかなかユーザーの動向を掴むのは難しいでしょう。プロとともに最適な原稿作成をしたい方は以下からご相談ください。

企業の立地が悪い

原因

適切な媒体を用いて、適切な原稿を掲載できていたとしても、勤務地のアクセスや立地も求職者にとっては重要な判断材料となるので、企業の立地次第では募集が集まらないことがあります。以下に立地が悪いことで求職者が集まらない原因を挙げてみます。

  • 自社の立地の悪さをカバーしようとしていない
  • 立地の悪さをカバーできる求人媒体プランを使っていない

解決方法
  1. 自社の立地の悪さをカバーできる要素で訴求する
  2. バイトルのエリアリスティング機能を使う

1.立地以外の要素について
現代は多様性という概念が浸透しており、それに伴って多様な働き方も存在します。求職者が仕事に求めるのはお金や場所だけではなく、以下のポイントも職場選びの判断材料になることもあります。

  • コミュニティとしての楽しさがあるかどうか
    特に学生は、学生向けの職場かどうかを気にしています。同じ職場に同年代の従業員がいるだけでコミュニケーションが円滑になり、仕事自体にも良い影響を与えるでしょう。また、バイト先はコミュニティ作りの一環としての側面もあり、学生の多い職場であれば、十分なアピールポイントになります。また、職場の「楽しさ」を重視しているユーザーもいるようです。やはり長く働く以上、人間関係や仕事内容における楽しさは重要な要素になります。もし仕事内容でユニークなポイントがあったり、楽しい雰囲気の職場であれば、その点を掲載してみましょう。このようにコミュニティとしての楽しさを訴求することで、多様なユーザーの応募が期待できるかもしれません。
  • 働き方の融通が利きそうかどうか
    大学生などの学生であれば、学業との両立のしやすさや学校からの距離を重視することが多いです。テスト期間や授業の時間などを考慮し、最大限学生の働き方に寄り添うことをアピールしましょう。また、シングルマザーも子供次第で急に勤務ができなくなる可能性もあるので、その点を考慮した制度を整えた上でアピールするのも手です。もしも職場が都心とベッドタウンの間に位置するのであれば、大学の帰り道になる可能性があるので、その点を訴求すると良いでしょう。
  • 案件自体が面白そうかどうか
    当然ですが、ユニークで面白い案件は人気があります。例えば、京都タワー屋上でのBBQ場の案件や、リゾート案件などが挙げられます。しかし、アピールできるほどユニークで面白い仕事内容がないという企業が多数でしょう。その場合、職場をユニークに見せることで応募を集めるという方法があります。例えば仕事自体は普通の飲食でも「まかない食べ放題!テイクアウトまかないもOK!」のようにまかないで独自性を出したり、髪色自由の職場で実際に奇抜な髪色の人を写真に使うなど、仕事内容以外の面でもユニークさを演出することができます。

このようなユーザーの分析を踏まえると、立地以外での要素でも効果的な求人募集を行うことができると言えるでしょう。後ほど紹介するエリアリスティング、沿線リスティング機能と合わせて求人を行うと効果は抜群です。


2.バイトルのエリアリスティング機能について
この機能を用いると他の駅のユーザーも自社の最寄り駅まで引っ張ってくることができます。
バイトルのエリアリスティングは、例えば、最寄り駅以外の自分の生活圏でアルバイトを探しているユーザーに対して、上・中・下段に1枠ずつ広告が表示されるため、通常よりもユーザーの目に止まりやすく、貴社のお仕事情報をより効果的にPRできる枠となっています。今まで訴求できていなかったエリアのユーザーへ、貴社仕事案件をアプローチできるようになるため、勤務地や自宅圏を越え、広域からの応募者獲得を実現できます。また、店舗オープン時などの大量募集や、採用難エリアでの母集団形成に有効です。
また、沿線リスティングも、最寄り駅や学校近くの駅名や路線沿いでアルバイトを探しているユーザーに対して、エリアリスティングと同じく、上・中・下段に1枠ずつ広告が表示されます。

バイトルのエリアリスティングについて

各エリアの沿線によって金額が異なります。例えば、東京都心部であれば1週間あたり40,000円になります。その他都市部の料金は以下を参照してください。

名古屋市 1週間あたり25,000円
大阪市  1週間あたり25,000円
福岡市  1週間あたり15,000円

バイトルのエリアリスティングについてさらに詳細に知りたい方は以下を参考にしてみてください。

まとめ

以上、求人が集まらない原因4つをまとめました。

  • 媒体があっていない
  • 露出度が低い
  • 求人原稿の書き方が悪い
  • 立地が悪い

そして、自社の求人広告を見直し、この記事で紹介したユーザー視点での求人分析を基に最適な対策を行いましょう。バイトルなら、様々なプランの中から最適な掲載方法が見つかるはずです。また、弊社の担当者が最適な求人原稿の作成をお手伝いいたします。

採用ページコボットについて

最後に、使用担当者のみなさんのためのお役立ち情報を紹介します。バイトルの採用ページコボットというサービスをご存知でしょうか。日本最大級のアルバイト・パート求人掲載サイト「バイトル」のノウハウを活かした、採用ホームページ制作サービスです。求人情報が集約されている多数のサービスと連携し、幅広く情報発信ができることに加え、動画や仕事体験・職場見学など独自の機能を搭載した求人原稿により、求職者と企業のマッチング率を高めます。このサービスでは企業独自のデザインで採用ホームページを作成できる上に、Googleなどの検索エンジンに最適なページ構成とSEO対策を実現しています。そのため、自社HPからの就職意欲・定着率の高い応募者の獲得が期待できます。また、求人情報はバイトル管理画面から24時間更新可能、さらにバイトルで掲載している原稿をそのまま利用できます。
採用ページコボットにログインすると面接コボットというサービスも利用できます。応募者からの面接日程調整やスキルチェックなどをロボットが自動で実施してくれるため、採用担当者の負担を大幅に削減し、応募者の早期採用をサポートします。
採用ページコボットを利用すれば、自社HPで企業に適した人材を効率的に採用できるので、今までの採用業務に不満を感じる方は導入を検討してみましょう。
こちらについても以下のリンクからいつでもご相談ください。