製造職種の採用難易度
2018年12月の1.97倍をピークに、右肩下がりだった有効求人倍率は、足元では1.92倍に。
コロナの影響で案件数も減少しているが、全体よりも高い水準となっている。
製造業界の就業者数は減少傾向
緊急事態宣言後、一時的に工場の休止などが相次ぎ、求人案件数が減った影響を受け、 平均就業者数は19年1063万人、20年1045万人、21年1040万人と減少した。
バイトル案件数・応募 サイト状況
コロナ禍の影響を大きく受けたものの、現状はコロナ禍以前のさらに1.3倍の掲載案件数まで増加。
今後、他業種の採用も活発になることを踏まえると競争が激化すると予想される。
製造業界のバイトル案件数・平均時給の変化
職種別にみても2021年度はコロナ以前の2019年度よりも案件数が回復。
給与設定上位20%層よりも全体平均時給の方が賃金のあがり幅が大きく、囲い込みが激化
製造業界 コロナ禍による業界の変化
海外の工場が止まるなど、一時的に影響があったものの、巣ごもり需要の高い食品・医療機器関連は特に好調で、業務内容をシフトする企業も多かった。
各社の採用状況
長期で働いてくれる若年層の採用に課題が多く、今後、消費意欲が高まればさらに需要が高まることが予想され、人員の確保が急務となる。
製造業界にあがる問題
製造業において、特に確保が課題となっている人材は「技能人材」と回答している企業が59.1%と過半数を上回る。 人手不足解消のための施策として、IT・IoT等の技術を使うことができる人材「デジタル人材」の確保が必須となるが、「質・量ともに充足できていない」という回答が77.4%占めている。
離職事情 (製造・建築・土木系)
6ヶ月以上前提のアルバイト・パートのお仕事について、「1ヵ月未満に離職を検討」と回答したユーザーは製造・建築・土木系では12.9%に上り、全体平均(19.8%)を下回るものとなっている。
サイトデータ(工場・製造系)
機械オペレーター志望の求職者が気になるポイント
フォークリフト志望の求職者が気になるポイント
求職者のお仕事探しの傾向
求職者の仕事探しは「今すぐ働きたい派」と「じっくり探す派」に分かれる。
「長期掲載」で、網羅的に求職者を囲い込むことが可能に。
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