飲食(ホール)業界の採用難易度
2020年3月に3.63倍だった有効求人倍率は、足元では2.85倍と前月比±0pt。
厳しい感染状況や緊急事態宣言の影響を受けつつも、有効求人倍率は全体を上回っている。
飲食(キッチン)業界の採用難易度
2019年12月に3.59倍だった有効求人倍率は、足元では2.83倍に。
現在も全体を上回る採用難易度で、コロナ禍でも人手不足が解消しない様子が伺える。
コロナ禍により業界の就業者数の減少
宿泊業・飲食サービス業では求人案件数が減少し、就業者数も大幅に減少傾向に。
2022年1月は久しぶりに増加に転じており、以後の動きに注力したい。
サイト状況からみる変化(バイトル)
フード・飲食の掲載案件数はコロナ禍前の半数まで減少していたが、
フード・飲食を希望する応募数はコロナ禍前と変わらず、1案件あたりの応募効率が高まる結果に。
フード業界のバイトル案件数・平均時給の変化
ファストフード案件はコロナ禍でも掲載案件を伸ばしており、求人活動を継続して行っており、
給与設定上位20%に属する企業は徐々に賃金を上げており、人材確保に向けて動きだしている。
フード飲食業界 コロナ禍による業界の変化
新生活様式にあった新たな業態への転換など、各企業で戦略強化・転換が求められた。
消費意欲が高まると、人員削減をしていた企業では人手不足が発生。求職者の取り合いが起きる。
各社の採用状況
コロナ禍の制限がある中、限られた人員の中で回してきたが、アフターコロナを見据え各社の人員強化の動きが活発に。今後採用を再開する上で競合対策・差別化が必要になる。
フード飲食業界にあがる問題
従業員への教育研修などの取り組みを実施していない飲食店が「52.8%」と半数を超えた。
さらに、コロナ禍でシフトへのマイナス影響があった店舗は全体の約8割であった。
離職事情 (フード飲食)
6ヶ月以上前提のアルバイトパートのお仕事について、「1ヵ月未満に離職を検討」と回答した ユーザーはフード飲食系では22.5%に上り、全体平均(19.8%)を上回るものとなっている。
新型コロナウイルス感染拡大による求職者の心境の変化
新型コロナウイルスの感染拡大により、働く環境に様々な変化がもたらされ、
求職者は特に、“正社員”として働くことへの意識が高まっている。
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